ひろまろ、原田先生が面白いことを言ってるよ! 「AIに “気づき” を教えて、AI自身が成長していく」んだって。からだの先生たちもよく “気づき” って言うけど、“気づき” って何?
いい質問だね!
勘やコツをAIが自分で発見できるようにするんだって。
えーなんだかすごそう! でもどうやって?
例えば、AIが画像を見て、何か新しい特徴を発見するとか、データを分析して問題を解決する方法を見つけるとか。つまり、AIが自分から新しいことに気づくことで、より賢くなるんだよ。
なるほど! 自分で何かに気づくってことなんだね!
…と言うことは、「気づきを教える」といっても、原田先生は答えを教えるわけじゃないんだね?
しんちゃん、その通り!
原田先生はAIに答えを教えるのではなく、AIが自分で新しい知識やスキルを獲得し、自己成長できるようにすることを目指しているんだよ。
AIに新しい視点やアイデアを見つけさせるんだ。それが「気づき」を育む方法なんだよ。そうやって、「自分で問題を解決する」力を育てようとしているんだ。
どうやって、AIに新しいアイデアを見つけさせるの?
具体的には、AIにさまざまな課題や問題を与えて、それを解決する能力を養わせたり、AIにセンサーやカメラを使って周囲の環境を感知させ、新しい情報を収集させたりしているみたいだね。
それって、僕が(忍者)学校で手裏剣が出来なかった時に、先生が教えてくれたことに似てるね。
へ〜さすがしんちゃん、発見だね!
先生はどんなことを言ってくれたの?
先生は答えを教えてくれるんじゃなくて、「他のお友達はどうやってる?」とか、「しんちゃんの目はどこをみてるの?」とか、いろんな情報に気持ちを向けなさい、って教えてくれたよ!
塾や会社には、人を育てるのがうまい人がいて、うまく自分で発見できるようなヒントを出してくれるよね。
うん!
人間相手に指導が上手い人は、AIに対しても適切な指導や課題を与えて、AIが新しいことに気づく手助けをできるかもしれないね
■ 毎日新聞の記事:
https://mainichi.jp/articles/20231019/k00/00m/040/105000c
■ 東京大学 大学院工学系研究科:原田 香奈子准教授
https://www2.mech.t.u-tokyo.ac.jp/research/kanako_harada/
■ 原田研究室HP
https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/cdbim-medical-devices